【艦これ】2016年夏イベント『迎撃!第二次マレー沖海戦』に向けて

【艦これ】2016年夏イベント『迎撃!第二次マレー沖海戦』に向けて

艦これ2016年夏イベントの概要が発表されました。今回の作戦名は『迎撃!第二次マレー沖海戦』ということで、史実のマレー沖海戦の作戦内容や参加艦艇をもとにイベント内容やルート固定要員を推測してみました。

8月8日の運営ツイートで作戦名、作戦開始日、作戦規模、および追加される新艦娘の一部と、情報がかなり出揃いました。

『今月中旬より実施予定の「艦これ」夏イベント2016:期間限定海域【迎撃!第二次マレー沖海戦】、作戦開始は【8/12(金)】夜を予定しています。同作戦規模は【中規模】。新艦娘として睦月型駆逐艦「水無月」、そして英国Queen Elizabeth級戦艦一隻も実装予定です。』

また、今回のイベントでも歴戦の提督方は【丙】作戦に加えて、【乙】作戦、さらに【甲】作戦を選択可能。全ての作戦難易度で、作戦海域攻略突破で獲得できる「新艦娘」は同じとなっており、獲得できる「装備・アイテム」等が異なるという従来どうりの仕様となるようです。

目次

モチーフ海戦『マレー沖海戦』について

マレー沖海戦は1941年12月10日にマレー半島東方沖で日本海軍の航空部隊(一式陸攻、九六式陸攻)とイギリス海軍の東洋艦隊の間で行われた戦闘。

太平洋戦争開戦となった真珠湾攻撃が同年12月8日であり、その僅か2日後の戦闘です。(日本側のシンガポールへの攻撃作戦自体は真珠湾攻撃とほぼ同時に開始されており、日本側は宣戦布告と同時に真珠湾、およびシンガポールの2正面を攻撃予定でした。)

12月8日、日本軍陸軍部隊はマレー領コタバルに上陸を開始。これを受けてイギリス軍Z部隊は揚陸中の日本軍輸送船団を攻撃するためシンガポールのセレター軍港を出撃。

日本軍は揚陸を成功させるため、基地航空部隊にZ部隊の捜索と攻撃を、そして輸送船団の護衛を終えてカムラン湾に引き返しつつあった護衛艦隊も含め、小沢治三郎中将指揮の南遣艦隊艦隊をただち集結させました。

この戦いにおいて日本軍がイギリス海軍の戦艦2隻を撃沈したことから、『作戦行動中の新式戦艦を航空機で沈めることはできない』という当時の常識を覆し、当時世界の海軍戦略の根幹であった大艦巨砲主義の終わりを告げる出来事として歴史に刻まれています。

参加艦艇

日本海軍:第二十二航空戦隊(指揮官・松永貞市少将)

  • 九六式陸攻59
  • 一式陸攻26
  • 参加艦艇なし※ただし出撃した艦隊あり

英国東洋艦隊 海軍東洋艦隊Z部隊(指揮官・トーマス・フィリップス大将)

  • 戦艦:プリンス・オブ・ウェールズ
  • 巡洋戦艦:レパルス
  • 駆逐艦:エレクトラ、エクスプレス、テネドス
  • 駆逐艦ヴァンパイア(オーストラリア籍)

エピソード

陸攻偵察の誤認

悪天候の中発進した陸上攻撃機隊3波が鳥海をZ部隊と誤認し吊光弾を投下する出来事がありました。幸い小沢中将がすぐに松永少将あてに電報を送信して攻撃中止と陸攻隊全機帰投を命じたことで、同士討ちとなることはありませんでした。

奇しくも鳥海率いる日本海軍南遣艦隊との砲戦距離まで接近していたイギリス東洋艦隊Z部隊は、前方に上がった吊光弾を見て日本軍に発見されたと判断し、一度セレター軍港に向かって反転しています。

航空攻撃に対する山本五十六の認識

山本五十六連合艦隊司令長官は「リナウン(レパルス)は撃沈できるが、キング・ジョージⅤ世(プリンス・オブ・ウェールズ)は大破だろう」と発言。

三和義勇作戦参謀が2隻とも沈めると反論すると、山本長官は自論の正しさにビール10ダースを賭けたというエピソードが、生出寿 著『勝つ戦略 負ける戦略 東郷平八郎と山本五十六』に記載されています。

山本長官もまた、この時点では『作戦行動中の新式戦艦を航空機で沈めることはできない』という当時の常識にとらわれていたことが見て取れます。

育てておくと良い艦娘

鳥海

戦闘には参加しませんでしたが、東洋艦隊発見の報告を受けた小沢中将は下記の艦を集結させて艦隊を編成しました。特に当時南遣艦隊の旗艦だった鳥海はルート固定要員などの形でイベントに絡む可能性が高そうです。

  • 重巡洋艦:鳥海、最上、三隈、鈴谷、熊野
  • 軽巡洋艦:鬼怒、由良
  • 駆逐艦:吹雪、白雪、初雪、狭霧(未実装)

貯めておきたい資源・資材

前回のイベントで実装された基地航空隊、そして今回モチーフとなったマレー沖海戦では日本側の参加戦力が陸上攻撃機のみだったことから、今イベントでも基地航空隊が使用できることはほぼ間違いないと見て良いでしょう。

また、日本側が航空機のみの戦闘がモチーフとなっていることから、従来よりも多くのボーキサイトが必要になることが予想できます。

基地航空隊の補充に必要となる燃料とボーキサイトを中心に備蓄しておくのが良さそうです。

今イベントで実装されそうな艦娘

新艦娘として睦月型駆逐艦『水無月』、そして初のイギリス艦娘となるQueen Elizabeth(クイーン・エリザベス)級戦艦1隻の実装が発表されています。

その他実装されそうな艦娘としては集結した日本艦隊のうち唯一未実装の『狭霧(さぎり)』。

そしてマレー沖海戦で撃沈されたことで航空攻撃の攻撃能力の高さを実証したキング・ジョージ5世級戦艦『Prince of Wales(プリンス・オブ・ウェールズ)』、およびレナウン級巡洋戦艦『レパルス』の実装も期待できそうです。

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「【艦これ】2016年夏イベント『迎撃!第二次マレー沖海戦』に向けて」への5件のフィードバック

  1. 何せ時間が無い社会人提督。今回も無理せず乙、丙完走を目指します。バケツ、資源はカンスト、ついでにコインも。汗

  2. 更新お疲れ様です。
    マレー沖海戦がモチーフとなるとどこかで空母出撃禁止のマップが出そうな気がします。そうなると二式水戦改3機で足りるか不安ですが、
    コレ作るの大変なので3機でいきます。
     
    備蓄OK(燃弾23万、鋼材カンスト、ボーキ16万、バケツ2400)
    駆逐艦も70超が9名まで育てました。
    あとは本番を待ちます。

  3. 「開発が間に合いません」を言い換えただけでしょ
    春だって間に合ってなかったんだから

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