2014年夏イベントと共に実装され、今やイベント海域では恒例となった連合艦隊の概要と具体的な編成方法についてご紹介します。今後もイベント海域では連合艦隊での出撃が予想されるためイベント攻略を目指すには必須です。
目次
連合艦隊とは
連合艦隊はその名の通り、第一艦隊と第二艦隊を合わせた最大12隻の艦娘を一つの艦隊として編成、出撃して戦闘を行うシステムです。
編成には戦艦・重巡などの高火力艦を中心とした水上打撃部隊と、航空母艦(空母)を基幹とした空母機動部隊があり、それぞれ編成条件が異なります。
連合艦隊編成の操作方法
- 編成画面で第2艦隊を表示、左上の艦隊番号「2」をドラッグして「1」に重ねる
- 「水上部隊」または「機動部隊」を選択
- 第1艦隊と第2艦隊が囲まれ「combined」と表示されたら編成完了
連合艦隊の注意事項
連合艦隊には通常の艦隊と異なる以下の特徴があります。
- 連合艦隊専用のマップにのみ出撃可能
- 第一、第二艦隊とも潜水艦を旗艦にすることはできない
- 第1艦隊・第2艦隊旗艦のどちらかが中破以上だと出撃できない
- 戦闘後のMVP判定、取得経験値は第一艦隊、第二艦隊それぞれ別で判定、計算される
- 航空戦への参加は第一艦隊のみ
- 防空には第一、第二艦隊ともに参加するため対空カットインの判定は両方ともあり、敵の航空攻撃も両方受ける
- 雷撃戦、開幕雷撃への参加は第二艦隊のみ
- 第一艦隊は敵味方双方いずれかに戦艦系がいると砲撃戦が2巡する
- 第二艦隊は戦艦の有無問わず砲撃戦は1巡のみ
- 夜戦への参加は第二艦隊のみ
- 夜戦でも潜水艦へのダメージがまともに通る
水上打撃部隊
戦艦・重巡洋艦などの高火力艦を中心とした連合艦隊です。
火力・装甲の高い艦を多く編成することができるため装甲の厚い敵が出現する海域に適しているほか、砲撃戦が第一艦隊から始まるため装甲の薄い第二艦隊への被害を抑えやすく、戦闘回数が多くなってしまう海域も比較的有利に戦うことができます。
第一艦隊
必須条件
戦艦、航戦、重巡、航巡、雷巡、軽巡から最低2隻
艦種 | 下限 | 上限 | 備考 |
---|---|---|---|
戦艦・航戦 | 2 | 4 | |
重巡・航巡 | 4 | ||
軽巡・雷巡 | 6 | ||
正規空母 | 0 | 1 | 装甲空母含む 軽空母と同時編成不可 |
軽空母 | 0 | 2 | 正規空母と同時編成不可 |
潜水艦 | 0 | 4 | |
その他 | 0 | 4 |
第二艦隊
必須条件:軽巡1、駆逐2
投入不可:低速戦艦、正規空母
艦種 | 下限 | 上限 | 備考 |
---|---|---|---|
軽巡 | 1 | 1 | 雷巡、練巡は別枠 |
駆逐 | 2 | 5 | |
重巡・航巡 | 0 | 2 | |
水母 | 0 | 1 | |
軽空母 | 0 | 1 | |
高速戦艦 | 0 | 2 | |
潜水艦 | 0 | 3 | |
その他 | 0 | 3 | 雷巡、練巡など |
※Гангут(ガングート)は低速ながら巡洋戦艦扱いのためか第二艦隊への編成が可能です。
空母機動部隊
空母の航空戦力を基幹とした連合艦隊です。
航空戦を担当する第一艦隊に最大4隻の空母を入れることができるため制空値の上限が非常に高く、水上打撃部隊に比べて戦艦が少ないため消費燃料・弾薬が少なめです。砲撃戦が第二艦隊から始まるため一撃大破などの事故は起こりやすくなっています。
第一艦隊
必須条件:空母、軽空母から最低2隻
艦種 | 下限 | 上限 | 備考 |
---|---|---|---|
空母・軽空母 | 2 | 4 | 装甲空母含む |
戦艦・航戦 | 0 | 2 | |
潜水艦 | 0 | 4 | |
その他 | 0 | 4 |
第二艦隊
必須条件:軽巡1、駆逐2
投入不可:低速戦艦、正規空母、航空戦艦
艦種 | 下限 | 上限 | 備考 |
---|---|---|---|
軽巡 | 1 | 1 | 雷巡、練巡は別枠 |
駆逐 | 2 | 5 | |
重巡・航巡 | 0 | 2 | |
水母 | 0 | 1 | |
高速戦艦 | 0 | 2 | |
潜水艦 | 0 | 3 | |
その他 | 0 | 3 | 雷巡、練巡など |
※Гангут(ガングート)は低速ながら巡洋戦艦扱いのためか第二艦隊への編成が可能です。
輸送護衛部隊
第一艦隊
必須条件:駆逐艦最低4隻
艦種 | 下限 | 上限 | 備考 |
---|---|---|---|
駆逐艦 | 4 | 6 | |
軽巡洋艦 | 0 | 2 | |
航巡 | 0 | 2 | |
航空戦艦 | 0 | 2 | |
水母 | 0 | 2 | |
揚陸艦 | 0 | 1 | |
補給艦 | 0 | 1 | |
その他 | 0 | 0 | 投入不可 |
第二艦隊
必須条件:軽巡or練巡1、駆逐3
投入不可:低速戦艦、正規空母、航空戦艦
艦種 | 下限 | 上限 | 備考 |
---|---|---|---|
軽巡、練巡 | 1 | 3 | 旗艦軽巡必須 |
駆逐 | 3 | 5 | |
重巡・航巡 | 0 | 2 | |
その他 | 0 | 0 | 投入不可 |
陣形
連合艦隊では選択できる陣形が通常艦隊のものとは異なります。各陣形の効果は明らかになっていませんが、それぞれ通常艦隊の陣形のいずれかに対応していると考えられています。
基本的には第四警戒航行序列(戦闘隊形)、敵が潜水艦隊の時のみ第一警戒航行序列(対潜警戒)で良いかと思います。
また、連合艦隊での陣形は第二艦隊の艦娘の数が選択条件となっています。そのため後述する護衛退避などで艦数が減った場合は一部の陣形が選択できなくなる場合があります。
陣形 | 対応通常陣形 | 用途 | 第二艦隊の数 |
---|---|---|---|
第一警戒航行序列 (対潜警戒) |
単横陣 | 対潜水艦隊 | 3隻以上or制限なし |
第二警戒航行序列 (前方警戒) |
複縦陣 | 敵が水上艦&潜水艦の混合編成 第四選択不可時 |
制限なし |
第三警戒航行序列 (輪形陣) |
輪形陣 | 対空特化戦闘 | 5隻以上 |
第四警戒航行序列 (戦闘隊形) |
単縦陣 | 対水上艦、ボス戦 | 4隻以上 |
護衛退避
第1艦隊旗艦が装備品『艦隊司令部施設』を装備している場合のみ、第1艦隊、第2艦隊ともに旗艦以外が戦闘中に大破した際、小破未満の駆逐艦1隻を護衛につけて、大破艦と護衛艦を以降の戦闘から退避させることができます。
退避した艦娘は両方とも赤疲労(正確にはcond22と帰投時のcond-15によりcond7)となり、燃料も0になります。
大破艦の安全を確保しつつ本隊は進軍することができるため、途中撤退が減り、特にゲージ削りの難易度が劇的に下がる夢の様なシステムですが、仕様を間違うと大破進軍 → 轟沈に直結することもあるため仕様をよく理解した上で使いましょう。
以下注意点とよくある勘違い。
- 護衛退避は護衛艦にできる駆逐艦がいる限り1出撃中に何度でも使用可能ですが、『1度の戦闘につき退避できる大破艦は1隻まで』。1度の戦闘で2隻以上大破艦が出ても大破艦を2隻以上退避させることはできない。
- 大破艦・護衛艦ともに自動選択されプレイヤーが選ぶことはできない。
- 第1艦隊・第2艦隊ともに『旗艦』は大破艦、護衛艦共に離脱できない。
- 大破艦の『退避』と艦隊の『撤退』は勘違いしやすいので要注意。
連合艦隊の解説お疲れ様です
初心者提督さんが引っかかりやすく中級者提督でも細かい仕様は把握しづらいのでとても助かると思います
一つだけ思い違いかもしれませんが連合艦隊の第二艦隊に低速戦艦ですがガングートは編成出来たと思いましたのコメントを残させて頂きます
雪夜様
ご指摘ありがとうございます。
おっしゃるとおりガングートは低速ながら巡洋戦艦扱いのためか第二艦隊に編成できますね。追記させていただきました。
連合艦隊、それは司令長官に指揮を預け御国の命運を任された大日本帝国の艦隊である。
荒れ狂う戦いの海を、ある時は攻め、進み、またある時は影のように敵を待ち伏せる連合艦隊、だが後詰めなきこの艦隊に明日という日はない。
おそらく連合艦隊組んで解除した後、イベントE-2で他方面作戦へ展開中だからこの編成では出撃出来ませんって出たんですが、どうすれば出撃できるようになりますか?
自己解決しました(理由はよくわからない)
どうでもいいですけど
連合艦隊ってなんかかっこいいですよね
響きが
剣提督様
わかります!なんかカッコイイですよねー
とてもわかりやすい情報をありがとうございます。 今後の参考にします!
詳しいサイトを作って頂きありがとうございます!!自分まだ連合艦隊の事は知らなくてとても助かりました