弾着観測射撃の仕様解説とおすすめ装備

弾着観測射撃の仕様解説とおすすめ装備

艦これの戦闘システムの一つ、弾着観測射撃の仕様と、実戦で使えるオススメな装備の組み合わせを紹介します。現状、戦艦・重巡といった高火力艦の攻撃性能を引き出すには必須となっているため、いまいちよくわかっていないという提督は概要だけでもぜひ把握しておきましょう。

目次

弾着観測射撃とは

艦これをやっていると「敵艦隊との距離」という概念はほとんど(というか全く)気になりませんが、日露戦争以降の戦艦の射程距離は非常に長く、太平洋戦争時ともなると当時を代表する大和型戦艦の46cm砲の最大射程距離は約42kmにも及びました。(他の戦艦でも軒並み30km以上)

これは大和型戦艦の第一艦橋(水面上34m)から敵戦艦の艦橋が見えるほぼギリギリの距離で、実際の有効射程はもっと短かったとはいえ、これだけ遠くの目標に砲弾を命中させることは容易ではありません。

そこでまずは外れてもいいので複数の砲弾を放ち、それぞれがどう外れたか着弾を観測することで、次は目標とのズレを修正したより精度の高い砲撃を行うというのが弾着観測射撃です。

艦これでは2014年4月のイベントと同時にこのシステムが導入され、一定の条件を満たしていれば通常攻撃に比べて火力と命中率が高い連続攻撃やカットインといった特殊攻撃が確率で発動するようになりました。

発動条件

弾着観測射撃の発動条件は4つです。

  • 制空状態が航空優勢以上であること
  • 偵察機、観測機、水上爆撃機を1機以上搭載していること
  • 弾着観測射撃可能な装備の組み合わせとなっていること
  • 大破していないこと

弾着を観測する偵察機が安全に飛べるよう制空状態は航空優勢以上が必須です。そのため多くの場合艦隊編成に空母を入れる必要がありますが、空母自体は弾着観測射撃ができないため、空母が多いほど航空優勢にしたメリットが薄れてしまいます。

また、偵察機、観測機、水上爆撃機のいずれかを搭載する必要があることから、弾着観測可能な艦は戦艦、航戦、重巡、航巡、軽巡、水母、練巡、潜水母艦となります。(搭載数0の一部軽巡は不可)

装備の組み合わせ

攻撃分類 主砲 副砲 徹甲弾 電探 火力補正
カットイン 2 0 1 0 1.5倍
1 1 1 0 1.3倍
1 1 0 1 1.2倍
1以上 1以上 1.1倍
連撃 2以上 1.2倍×2回

※以上、以下などの表記がないものはその数字ピッタリである必要があります。また、複数の条件を満たしている場合はそのいずれも発生する可能性があります。

発動率

弾着観測射撃の発動率に関してはハッキリとはわかっていませんが、以下の情報が有力です。

  • 旗艦は発動率が10%程度上昇する
  • 航空優勢では制空権確保よりも発動率が10%程度低下する
  • 艦隊索敵合計×0.08~0.05程度発動率が上昇する
  • 複数の条件を満たす組み合わせだと弾着観測射撃トータルでの発動率は大幅に上昇する

おすすめ装備

戦艦・航戦

accessory_dantyaku1

1.5倍カットインと連撃両方を狙うことができる鉄板装備です。敵に装甲の厚い戦艦や装甲空母、鬼・姫クラスがいる場合に特に有効な組み合わせで、一撃が最も強力な主砲×主砲の1.5倍カットインが発動すれば敵の分厚い装甲をも撃ちぬくことができます。

accessory_dantyaku4

戦艦の鉄板装備その2。徹甲弾は数を揃えるのが難しいため、足りない場合はこちらの組み合わせがオススメです。徹甲弾を装備した場合と比べてカットインが発動不可になっており、1.2倍の2回攻撃(連撃)のみが狙えます。

とはいえ電探での命中補正や2回攻撃によって安定してダメージを通せるため、敵に装甲の厚い艦が居らず、少しでも安定性を高めたいときにオススメです。

重巡・航巡

accessory_dantyaku2

主砲・主砲・偵察機で連撃を狙います。4スロット目は主砲を積むと夜戦がカットイン(よほど運が高くないとほぼ発動しない)になってしまうため、弾着観測射撃や夜間特殊攻撃の組み合わせに影響を与えず命中補正の期待できる電探としています。

爆撃機で航空戦に参加できる航巡はともかく、爆撃機も徹甲弾も積めない重巡は弾着観測射撃が狙えるなら現状ほぼこの装備1択です。これ以外のパターンとしては電探の代わりに夜戦装備やダメコン(応急修理行員)を積む場合が考えられます。

軽巡

accessory_dantyaku3

3スロットの軽巡で弾着観測射撃を狙うならこれが最も現実的です。4スロット目がある場合は重巡同様に電探を積むと良いでしょう。

ただ、軽巡は対艦だけでなく対潜や対空カットインにも適した器用な艦種のため、艦隊編成に入る場合は他の仕事を優先させたい場合が多々あります。

あくまで弾着観測射撃が「可能」な艦であって、実際に弾着観測射撃用の装備に換装することはあまりないかと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加

「弾着観測射撃の仕様解説とおすすめ装備」への8件のフィードバック

  1. とてもいい参考になりました!結構強いですw
    ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

  2. 重巡の、副砲を積んだ場合の弾着装備が載って無いのは、
    何か理由があるんでしょうか。
    主砲2・副砲1 の編成です。

    1. その組み合わせでしたら表のカットインの項の最下部、「主砲1以上・副砲1以上」に該当しますので、1.1倍のカットインとなります。

  3. とても参考になりました!
    今まで主砲を二つ積んでも、なんで弾着観測射撃できないんだろうと困っていましたが、なるほど徹甲弾を積む必要があったのかと納得しました( *・ω・)
    ていうか、もうこの記事ができてからもう一年近く経っているんですねw
    自分、始めるの遅すぎかなぁw

  4. Enjoyed examining this, very good stuff, thankyou. Talk sense to a fool and he calls you foolish. by Euripides. adbdbdcdcfdbgage

  5. You are a really persuasive writer. I can see this in your writeup. You’ve a way of writing compelling info that sparks significantly interest. cddbaebgdgcd

コメントを残す

頂いたコメントは一読した後表示させて頂いております。
反映まで2~3日かかる場合もございますがご了承下さい。