2017年1月10日に実装されたシステム「機関部強化」。特定の装備の組み合わせによって艦娘の速力を高速化することが可能となり、「低速」の艦娘を「高速」にしたり、さらに速い「高速+」「最速」にすることが可能となりました。このシステムの概要と活用方法について解説します。
目次
概要
装備品「改良型艦本式タービン」と「強化型艦本式缶」または「新型高温高圧缶」を同時に装備することで、艦の機関部を抜本的に強化し艦娘の「速力」を向上させるシステムです。
これによって速力が「低速」の艦娘を「高速」にしたり、さらに速い「高速+」「最速」にすることが可能となりました。
「機関部強化」によるメリット
主に今後実装される海域の羅針盤固定によるルート制御に影響してくると考えられ、「低速」の艦娘を「高速統一」艦隊に編成したり、本来低速艦しかいない艦種を高速艦隊とすることで最短ルートを進行できるようになる、といった場合が考えられます。
また、高速以上の機関部強化は「回避」に影響があることが運営ツイッターで明言されています。
「機関部強化」のやり方
下記の2つの装備品を同時に装備することによってシナジー効果が発生し、機関部が強化されます。
- 改良型艦本式タービン
- 強化型艦本式缶 or 新型高温高圧缶
元々は速力「低速」の扶桑ですが
タービンと缶を同時に装備するとシナジー効果により、速力が「高速」になります。
さらに缶を追加すると速力が「高速+」になりました。
現実的な装備例
先程の扶桑のように戦艦や重巡の通常スロットを2つタービンと缶で埋めてしまうと、昼戦での弾着観測射撃(連撃・カットイン)ができなくなり、3つ埋めてしまえば夜戦連撃すらできなくなるため運用方法として現実的ではありません。
幸い同時に行われたアップデートで補強増設により増設したスロットにタービン(缶は無理)を積むことが可能となったため、上記の摩耶のように増設スロットにタービンを、通常スロットに缶を1つだけ装備し、昼戦・夜戦連撃は維持したまま速力を強化するという使い方が現実的でしょう。
今後もしかすると艦娘の攻撃能力を犠牲にしてでも高速化した方が良い海域が実装される可能性も考えられますので、その場合は缶ガン積みという選択肢も出てくるかもしれません。