改造後の瑞鶴。燃費はやや悪化したものの総搭載数含め全体的なステータスは向上しています。改造してもグラフィックが変わらない姉に対して瑞鶴のみ「改」でグラフィックが変化するのは史実によるものと思われます。
ステータス
ステータス(初期値/最大値) | |||
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耐久 | 75 | 火力 | 0 / 39 |
装甲 | — / 72 | 雷装 | 0 |
回避 | 42 / 79 | 対空 | 40 / 79 |
搭載 | 84 | 対潜 | 0 |
速力 | 高速 | 索敵 | 48 / 89 |
射程 | 短 | 運 | 42 / 89 |
最大消費量 | |||
燃料 | 65 | 弾薬 | 70 |
搭載 | 装備 | ||
24 | 零式艦戦52型 | ||
24 | 彗星 | ||
24 | 12cm30連装噴進砲 | ||
12 | 未装備 | ||
改造レベル | |||
瑞鶴 → 瑞鶴改(Lv25) → 瑞鶴改二(Lv77+試製甲板カタパルト+改装設計図) ⇔ 瑞鶴改二甲(Lv90) | |||
図鑑説明 | |||
翔鶴型航空母艦2番艦、瑞鶴です。 翔鶴姉と共に、ミッドウェーの後の第一機動部隊の中核として、 矢尽き刀折れるまで奮戦しました。 文字通り、最後の機動部隊が壊滅する、その日まで…。 |
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絵師 | CV |
艦これにおいて
ステータスに関しては運の初期値以外翔鶴と同一。瑞鶴の方が5レベル早く改造可能です。
「改」の段階での翔鶴型の特徴は比較的低燃費であることとスロット数に大きな偏りがないこと。特に艦載機熟練度の実装によって平均的なスロット数の使い勝手は大幅に改善されています。
現在は「改二」、「改二甲」とさらなる改造が実装されていますが燃費やスロット数の特徴などが変化してしまうため、場合によってはこのまま運用するのも悪くないでしょう。
史実
マリアナ沖海戦で痛烈な被害を受けた日本海軍の空母部隊にもはや本来の戦闘能力は残されておらず、日本軍自体にも資源・兵器・人のあらゆる面で余力はほとんど残されていませんでした。
1944年10月、レイテ沖海戦にて沖縄からフィリピン方面の攻防戦に焦点が移るなか、瑞鶴を旗艦とする第一機動艦隊(第三艦隊・小沢機動部隊)は主力水上艦部隊である第二艦隊をレイテ湾に突入させるため、ハルゼー提督率いる米軍機動部隊を誘い出す「囮」としての役割を命じられます。
艦これにおける瑞鶴改の迷彩服はこの時施された迷彩塗装が元となっているのでしょう。また、先のマリアナ沖海戦で翔鶴が沈んだことで同型艦との識別が不要になったことから、甲板に描かれていた「ス」の文字も迷彩に塗りつぶされ、艦これのグラフィックからも消えています。
囮作戦は見事成功し、小沢機動部隊を「主力」と判断したハルゼー提督の第38任務部隊はこれを追って北上。しかし「発艦はできても着艦ができない」未熟なパイロットたちで構成された小沢機動部隊に米航空部隊と渡り合う力は残されていませんでした。
僚艦が次々に被弾し、第三波攻撃では攻撃は残された瑞鶴に集中。真珠湾攻撃に参加した空母6隻のうち最後まで残った瑞鶴もついにその艦歴に幕を閉じました。
瑞鶴を含め残された航空戦力の大半を失った日本海軍はこれ以降空母戦力を組織的に運用することが困難となり、事実上日本海軍の機動部隊は壊滅しました。