艦これ2017年冬イベントの概要が発表されました。今回の作戦名は【偵察戦力緊急展開!「光」作戦】とあまり聞き覚えのない作戦ですが、モチーフとなった史実があるようですので史実の作戦内容や参加艦艇をもとにイベント内容やルート固定要員、たくさん使いそうな資源などを予想してみました。
発表情報
- 作戦開始は2/11(土)夜、メンテナンス完了後
- 甲・乙・丙の難易度選択あり
- 【乙】作戦または【甲】作戦に挑戦する場合は艦隊戦力の装備の他に、二つ以上の「彩雲」の準備をお願いできますと幸いです。
目次
モチーフ作戦『光作戦』および『嵐作戦』について
モチーフ作戦は終戦間際の1945年6月に発令されたトラックに対する高速偵察機「彩雲」輸送(光作戦)と考えられます。また、同時に発令されたウルシー環礁の米軍在泊艦船攻撃作戦(嵐作戦)がExtra_Operationとなる可能性が高いのではないでしょうか。
1945年1月、有泉司令は魚雷によるパナマ運河攻撃の研究を命じ、4月25日、第一潜水戦隊全艦・晴嵐10機(雷撃2、爆撃8)によるパナマ運河夜間攻撃計画が公表されました。
この時点では通常攻撃の計画でしたが「飛行機総特攻の時に晴嵐部隊だけ通常攻撃はありえない。全機特攻」という福永飛行長の主張により、投下器から爆弾が落ちないよう工作がなされ、計画は特別攻撃へと変更されます。
しかしその後、戦局の悪化によりパナマ運河攻撃は中止。代わりにウルシー環礁の米軍在泊艦船の攻撃に目的が変更となります。部隊は『神龍特別攻撃隊』と命名されました。
6月25日、小沢治三郎海軍総司令長官は第六艦隊第一潜水隊(先遣部隊)に光作戦、および嵐作戦を発令。7月23日、伊四百と伊四百一は大湊を出撃、8月17日を攻撃予定日として航海を続けましたが、15日に終戦を迎え、16日に第六艦隊司令長官から作戦中止命令が出たことにより、「晴嵐」が特攻に出撃することはありませんでした。
参加兵力
トラックに対する高速偵察機「彩雲」輸送(光作戦)
- 伊十三
- 伊十四
- 輸送物件:彩雲4機
ウルシー環礁の米軍在泊艦船攻撃作戦(嵐作戦)
- 伊四百
- 伊四百一
- 晴嵐6機
育てておくと良い艦娘
史実を見る限り出撃した艦の中で実装済みの艦娘は伊401のみとなっています。しかし伊401の入手方法は大型建造、または6-1Hマスでのドロップとなっており、入手確率を考えるといずれの方法もかなりの資源が必要です。
さすがの艦これ運営もこの状態で伊401をイベント必須艦とするのは考えにくいですし、仮に必須レベルとなるならイベント海域でのドロップが期待できるのではないでしょうか。
ということで今から伊401を入手するのはおすすめできません。すでに持っている方は育てておいた方が良さそうです。
用意しておきたい装備
公式から【乙】作戦、または【甲】作戦に挑戦する方は作戦に投入する艦隊戦力の装備の他に、二つ以上の「彩雲」の準備をしておくようツイートされています。
2/2の運営ツイート『冬イベント2017:期間限定海域【偵察戦力緊急展開!「光」作戦】で、【乙】作戦、または【甲】作戦に挑戦される提督の皆さんへ。同作戦の後半では、複数の艦上偵察機「彩雲」が必要です。作戦に投入する艦隊戦力の装備の他に、二つ以上の「彩雲」の準備をお願いできますと幸いです。』
また、先日実装された「缶・タービンによる高速化」ギミックを絡めてくる可能性もありそうです。今回は潜水艦メインの作戦となりそうですのでデフォのままだと「低速」ですが、「高速統一とすることで進行できる有利なルート」などを用意してくることも考えられるかと思います。
貯めておきたい資源・資材
今回は『比較的小規模』と発表されているうえ潜水艦メインの作戦となりそうですので資源はそれほど多く必要とならないのではないでしょうか。強いて言うなら彩雲や晴嵐といった航空機がキーワードとして出てきているのでボーキサイトがやや多く必要となる可能性は考えられます。
一方で潜水艦の中破・大破しやすさを考えると高速修復材(バケツ)は大量に必要となる可能性が高そうです。
今イベントで実装されそうな艦娘
複数の新艦娘が実装予定とされています。
『「朝風」らと共に第五駆逐隊を編制した、彼女たちの妹となる駆逐艦娘』『第五駆逐隊で活躍、最期は輸送護衛中に敵潜からの攻撃で小笠原諸島父島沖に没したある駆逐艦』との情報から神風型(2代目)駆逐艦4番艦・松風と思われます。
また、『潜特型と呼ばれる潜水空母を代替補完するために建造された、「晴嵐」の作戦運用が可能な新鋭潜水艦』『苦しい戦況の中で「光」作戦を見事成功させた彼女』ということで伊14の実装が予想されます。