五十鈴は長良型軽巡洋艦の2番艦。旧式艦ではあるものの第二水雷戦隊の旗艦として第三次ソロモン海戦などの主要作戦にも参加しました。改造レベルが非常に低く、早い段階で戦力として活躍してくれます。
ステータス
ステータス(初期値/最大値) | |||
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耐久 | 26 | 火力 | 14 / 39 |
装甲 | 10 / 29 | 雷装 | 24 / 79 |
回避 | 37 / 69 | 対空 | 13 / 49 |
搭載 | 2 | 対潜 | 40 / 79 |
速力 | 高速 | 索敵 | 8 / 39 |
射程 | 中 | 運 | 10 / — |
最大消費量 | |||
燃料 | 25 | 弾薬 | 25 |
搭載 | 装備 | ||
1 | 14cm単装砲 | ||
1 | 未装備 | ||
装備不可 | |||
装備不可 | |||
改造レベル | |||
五十鈴 → 五十鈴改(Lv12) → 五十鈴改二(Lv50) | |||
図鑑説明 | |||
五十鈴は、大正時代に建造された長良型軽巡の2番艦。 韋駄天さはもちろんだけど、私の歴代艦長の中からは、あの山本五十六提督、 山口多聞提督など後の海軍を支える人物が多数輩出されたの。凄いでしょ? |
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絵師 | くーろくろ | CV | 井口裕香 |
艦これにおいて
改造レベルが12と現在実装されている軽巡の中で最も低く、21号対空電探 と 61cm四連装(酸素)魚雷 という、そこそこ手に入りづらく序盤では非常に有効な装備を持参してくるため、五十鈴をLv12まで育てて装備を剥ぎ取る「五十鈴牧場」を行う提督も多く、十二鈴というあだ名までつけられました。
また、改造後の五十鈴を近代化改修の素材にした場合は対空+4と、最も上げづらいステータスである対空を大幅に上げてくれます。まさに骨の髄まで艦隊の役に立ってくれます。
現在は改二が実装されており、改二への改装でも貴重で有用な装備である三式爆雷投射機を持参してきてくれます。
軽巡では現状唯一の射程「短」の艦娘となっています。ステータス面では対潜が非常に高く対潜番長と呼ばれることも。改二まで育てると対空や索敵が高くなるのも特徴です。
入手方法
ほとんどの海域で道中でもドロップ可能。入手は非常に容易です。
ドロップ
ドロップ海域は以下の通り。
- 1-2、1-3、1-4、1-5
- 2-1、2-2、2-3、2-4
- 3-1、3-2、3-3、3-4
- 4-1、4-2、4-3、4-4
- 5-1、5-2、5-4
建造レシピ
最低値レシピでも入手可能で建造確率はおよそ 2% です。
史実
1920年(大正9年)浦賀船渠にて起工、1921年進水、1923年に完成した5500トン型軽巡洋艦。
図鑑にも記載されていますが歴代艦長からは山本五十六連合艦隊司令長官や真珠湾攻撃時の第二航空戦隊司令官を務めた山口多聞中将など、後に著名になった指揮官を何人も輩出しました。
太平洋戦争時はすでに旧式化していたものの小スンダ列島攻略戦などの小規模作戦に従事。ソロモン諸島方面でアメリカ軍の反攻作戦が始まると第二水雷戦隊の旗艦となって南太平洋海戦や第三次ソロモン海戦に参加しました。
1943年、主砲全てを八九式12.7cm高角砲に換装する対空特化改装を受けます。他の5500トン型軽巡も同様の改装を行う計画があったものの、戦局の悪化から改装は行われず、結果としてこの対空特化改装を受けたのは五十鈴のみとなりました。
1945年4月、五十鈴はスンダ列島所在の陸軍部隊を撤退させる「二号作戦」に投入されてスラバヤを出撃。ティモール島クーパンからスンバワ島のビマまで将兵の輸送には成功したものの、翌朝ビマを出港した後に米潜水艦ガビラン、チャーの魚雷を受けて沈没しました。