加賀は赤城とともに第一航空戦隊を編成した航空母艦。艦これでは空母の性能は搭載数に大きく依存しますが、加賀は改造後で現状最大の98機の艦載機が運用可能と飛び抜けており、他の空母を圧倒して最強の空母の座に君臨しています。
ステータス
ステータス(初期値/最大値) | |||
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耐久 | 71 | 火力 | 0 / 39 |
装甲 | 29 / 59 | 雷装 | 0 |
回避 | 27 / 49 | 対空 | 28 / 69 |
搭載 | 93 | 対潜 | 0 |
速力 | 高速 | 索敵 | 40 / 69 |
射程 | 短 | 運 | 10 / — |
最大消費量 | |||
燃料 | 60 | 弾薬 | 55 |
搭載 | 装備 | ||
18 | 零式艦戦21型 | ||
18 | 九九式艦爆 | ||
45 | 九七式艦攻 | ||
12 | 未装備 | ||
改造レベル | |||
加賀 → 加賀改(Lv30) | |||
図鑑説明 | |||
私、加賀は八八艦隊三番艦として建造されました。 様々な運命のいたずらもあって、最終的に大型航空母艦として完成しました。 赤城さんと共に、栄光の第一航空戦隊、その主力を担います。 |
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絵師 | しばふ | CV | 井口裕香 |
艦これにおいて
沈着冷静、無感情といった印象があるものの、顔や声色に出ないだけで実は感情の起伏は激しい。特に一航戦としてのプライドは非常に高く、アニメではそれを全面に出して瑞鶴と衝突する子供っぽい一面も見せました。
改造前から搭載数93機、改造後は98機を誇る艦これ最強の空母。特に第3スロットは改造前で45機、改造後は46機と搭載数の大半を占める多さで、それにもかかわらず他のスロットも同じ一航戦の赤城と同等以上と圧倒的です。
スロットに偏りがあるため高性能な艦載機が少ない序盤~中盤でも運用しやすく、かといって極端に少ないスロットもないため彩雲やダメコンを積まない場合にも使いやすい万能型。
空母の中では比較的入手しやすい部類に入るため序盤か最難関海域、イベント海域まで活躍し続けられます。
入手方法
ドロップ
ドロップ海域は以下の通り。
- 2-1ボス、2-2ボス、2-3ボス、2-4ボス
- 3-1、3-2ボス、3-3ボス、3-4
- 4-1、4-2、4-3ボス、4-4ボス
- 5-1ボス、5-2ボス、5-3ボス
比較的序盤の南西諸島海域から南方海域までドロップ海域は幅広く、マップによってはボス以外でもドロップが期待できます。
建造レシピ
空母レシピで 2 ~ 4% ほどの確率で建造できます。ドロップ海域が多いため、建造よりも海域攻略を進めているうちにドロップすることを期待したほうが良いでしょう。
大型建造の空母レシピなら 10% 以上の確率で建造できます。海域攻略を進めても出ない場合は大鳳と一緒に狙うのが良さそうです。
史実
艦名は石川県の旧令制国名加賀国から。空母なのに艦名が旧国名からきているのはもともとは戦艦として建造された経緯と、当時は空母の命名規定が定まっていなかったため。
八八艦隊計画の3番艦、加賀型戦艦1番艦として1920年(大正9年)に川崎造船所で起工、1921年に進水。しかし1922年、ワシントン海軍軍縮条約に従い建造中止の通達があり、廃棄処分が決定されました。
解体後の各種資材や部品は天城型巡洋戦艦・天城と赤城を航空母艦に改造するための材料とされる予定でしたが、1923年の関東大震災によって天城が竜骨を破損。代わりに加賀が空母に改造されることとなりました。
当初は赤城同様、上段を離着艦用、中段を小型機の発艦用、下段を大型機の発艦用とした三段式甲板が採用され、煙突は実用性を比較するため赤城は異なる艦尾排煙方式が採用されています。甲板は後に赤城同様、全通式の単層甲板に改装されています。
初の実戦参加は第一次上海事変で、空母の実戦参加は史上初でした。日中初の空中戦を展開しましたが結果は双方損害なく引き分けとなります。
太平洋戦争開戦後は赤城とともに第一航空艦隊(南雲機動部隊)の主力として活躍。ラバウル攻略・ポートダーウィン空襲と作戦に参加していますが、セイロン沖海戦には途中パラオで座礁したため参加していません。
最後は1942年6月のミッドウェー海戦で米海軍空母エンタープライズ所属の艦上爆撃機SBDドーントレスの急降下爆撃が命中、兵装転換で格納庫内に散開していた魚雷や爆弾などに次々と誘爆し炎上、沈没しました。