島風は最高速度40ノット以上を誇る一等駆逐艦。次世代の艦隊型駆逐艦として島風型駆逐艦16隻の建造が決定していましたが実際に建造されたのは島風のみでした。艦これでもその速力を反映してトップクラスの回避を誇ります。
ステータス
ステータス(初期値/最大値) | |||
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耐久 | 19 | 火力 | 12 / 29 |
装甲 | 8 / 29 | 雷装 | 45 / 89 |
回避 | 50 / 99 | 対空 | 14 / 49 |
搭載 | 0 | 対潜 | 24 / 49 |
速力 | 高速 | 索敵 | 7 / 19 |
射程 | 短 | 運 | 10 / — |
最大消費量 | |||
燃料 | 20 | 弾薬 | 25 |
装備 | |||
12.7cm連装砲 | |||
61cm四連装魚雷 | |||
装備不可 | |||
装備不可 | |||
改造レベル | |||
島風 → 島風改(Lv20) | |||
図鑑説明 | |||
艦隊型駆逐艦の最高峰を目指して開発された、高速で重雷装の駆逐艦、島風型よ。 40ノット以上の快速なんだから。 でも、量産には向かなくって、私一隻しか建造されなかったの。 |
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絵師 | しずまよしのり | CV | 佐倉綾音 |
艦これにおいて
露出度の高いセーラー風の服装にバニーガールのうさ耳のようなリボン、いつも一緒にいる謎の生物(?)連装砲ちゃんが特徴的。艦これのマスコットキャラクター的存在でもあり、艦これを知らない人でも島風の容姿は知っているほど。
未改造状態でも高いステータスを持つ反面、燃費の悪さもトップクラス。零式5連装魚雷発射管 3基を搭載していたことからか雷装値もトップを誇りますが、改造前、改造後とも五連装酸素魚雷は持ってきてくれません。
多くの駆逐艦の改二改装が実装されるなか性能は迫られつつありますが、「改」でも他の駆逐艦と同等以上に渡り合えるほど能力値は全体的に高くなっています。
駆逐艦で重要なステータスである運の初期値はさほど高くありませんが、夜戦カットイン要員となりうるほど運が高い艦の方が稀なためとりわけ欠点というほどでもありません。
入手方法
レアリティは上から3番目のホロであるものの、ドロップする海域から雪風よりも入手は容易です。建造で狙うよりもレベリングついでにドロップを狙った方が良いでしょう。
ドロップ
ドロップ海域は以下の通り。
- 2-1ボス、2-3ボス、2-4
- 3-1ボス、3-2ボス、3-3、3-4、3-5ボス
- 4-1ボス、4-3
- 5-1ボス
- 6-2ボス
序盤のレベリング海域である 2-4 の1マス目やレベリングの定番海域である 3-2 の1マス目でドロップします。同海域では第4艦隊開放に必要な金剛型戦艦4隻もドロップするため、レベリングも兼ねて掘りましょう。
建造レシピ
建造で狙うとしたらレア駆逐艦・潜水艦レシピです。しかし建造確率は 1 ~ 2% と低いため雪風や潜水艦と並行して狙いましょう。
史実
次世代の艦隊型駆逐艦として設計され、1941年(昭和16年)舞鶴海軍工廠で起工、同年進水、1943年に竣工しました。島風という名前はかつて峯風型駆逐艦で使用されており、こちらの島風は2代目にあたります。ちなみに初代島風も速力40ノットを越える高速艦艇でした。
マル5計画で同型16隻の建造計画が建てられていましたが、機関が量産に向かないことや駆逐艦に求められる能力が水雷戦能力から防空能力に変化したことなどから実際に建造されたのは島風のみとなりました。
3-2 のモチーフともなったキスカ島撤退作戦では木村昌福少将の要望で第一水雷戦隊に配備され、木村少将指揮のもと第二十一駆逐隊とともに成功を収めます。
その後は第二水雷戦隊に編入されたものの、島風の突出した速力は足並みを揃えて行動したい駆逐艦の艦隊運動にはかえってマイナスとなることもあり作戦参加の機会はなかなか訪れませんでした。
レイテ沖海戦では第一部隊・第二水雷戦隊に所属し戦闘に参加、シブヤン海にて米軍機動部隊艦載機の空襲を受けた武蔵の護衛に当たったあと、沈みゆく武蔵に乗っていた摩耶の乗組員を救助しています。
レイテ沖海戦の後、沈没した能代に代わって第二水雷戦隊旗艦となり、第三次輸送部隊に編入されて多号作戦に参加。オルモック湾に至る水道内で米国第38任務部隊の艦載機347機の攻撃を受け、護衛していた輸送船、護衛部隊は朝霜を除き全滅。
最後の対空戦闘では狭い狭い湾内での戦闘にもかかわらず、その速力と的確な操艦により爆弾や魚雷を全てかわしきったものの、多数の至近弾と機銃掃射によって船体に多数の小破孔が発生し浸水、航行不能となり、最後は後部附近の爆発により沈没しています。