扶桑型戦艦の1番艦。金剛型巡洋戦艦と同時期に計画され、建造された純国産にして日本初の超弩級戦艦です。艦これでは妹の山城とともにレアリティが最も低い戦艦であり、多くの提督が最初に手にする戦艦です。
ステータス
ステータス(初期値/最大値) | |||
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耐久 | 67 | 火力 | 74 / 94 |
装甲 | 59 / 79 | 雷装 | 0 |
回避 | 19 / 39 | 対空 | 23 / 79 |
搭載 | 12 | 対潜 | 0 |
速力 | 低速 | 索敵 | 9 / 33 |
射程 | 長 | 運 | 5 / — |
最大消費量 | |||
燃料 | 85 | 弾薬 | 120 |
搭載 | 装備 | ||
3 | 35.6cm連装砲 | ||
3 | 15.2cm単装砲 | ||
3 | 零式水上偵察機 | ||
3 | 未装備 | ||
改造レベル | |||
扶桑 → 扶桑改(Lv20) → 扶桑改二(Lv80+改装設計図) | |||
図鑑説明 | |||
初の日本独自設計による超弩級戦艦、扶桑です。 妹の山城ともどもよろしくお願いしますね。 レイテ沖? そうね、いつか突入してみたいわ。ホントよ? |
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絵師 | 六花 | CV | 藤田咲 |
艦これにおいて
長い黒髪と紅白の巫女服、赤みがかった目が特徴。妹の山城と外見は瓜二つで、ポーズの違いや髪留め、服装が左右対象になっていなければ見分けは困難です。
性格はおおらかで非常に話すため、セリフを聴き終わったと思ったらまだしゃべり続けていたなんてことも。戦闘時には切り替えてきびきびと号令を飛ばします。
性能面では高速戦艦である金剛型と比べると火力・装甲は高いものの回避が非常に低く、また、運がたったの5しかないのも特徴的。
史実では本艦の改良型である伊勢型には改造前も「改」も、あらゆるステータスで下回っているにもかかわらず燃費は同一のため、航空戦艦は伊勢型一択とまで言われるほどでしたが、扶桑型にのみ改二が実装されたことでそれぞれ異なる長所を持つようになりました。
入手方法
2つ目の海域である南西諸島海域以降、ほとんどの海域で道中でもドロップするため入手は容易です。
ドロップ
ドロップ海域は以下の通り。
- 2-1、2-2、2-3、2-4、2-5
- 3-1、3-2、3-3、3-4、3-5ボス
- 4-1、4-2、4-3、4-4
- 5-1、5-2、5-4ボス
建造レシピ
戦艦レシピで 4% 程度の確率で建造可能ですが容易にドロップするため建造結果としてはハズレ艦です。
史実
1911年(明治44年)に計画され、1912年に起工、1915年に竣工しました。日本海軍では戦艦の艦名には旧国名が用いられることになっており、扶桑は中国の古書に登場するかつての日本の異名を由来としています。
同じく日本の旧国名を当てられた戦艦にはあの大和があり、扶桑が日本初の超弩級戦艦(イギリスの画期的な新型戦艦・ドレッドノート級を超える戦艦)として設計・建造されたことからも、大和に匹敵する期待を込めて作られたことが伺えます。
竣工時は世界で初めて排水量が30,000トンを超えた戦艦であり、当時世界最大の戦艦でした。なにかと「初」となった扶桑でしたがその分欠陥も多く、大型ゆえの大角度変針時の速力低下や主砲発砲時の爆風、砲塔の多さゆえに防御設計が困難になるなど問題点は少なくありませんでした。
これらの問題点や第一次世界大戦での教訓から2度にわたる大規模近代化改修が行われ、さらに実現することのなかった改造案が2つ残っており、艦これにおいて実装された扶桑改二はこれらの改造案を施したIf改装と考えられます。
第二次世界大戦では真珠湾攻撃における南雲機動部隊の後詰め、ミッドウェー作戦におけるアリューシャン方面、渾作戦における陽動部隊などとして出撃しましたが大きな戦火を交えることはなく、マリアナ沖海戦には参加していません。
1944年のレイテ沖海戦では西村祥治中将の指揮のもと第二艦隊第三部隊として出撃。
スリガオ海峡を通り抜けてレイテ湾を目指しましたが、スリガオ海峡の入り口に待ち構えていたアメリカ海軍の魚雷艇部隊による魚雷攻撃が弾火薬庫に誘爆、大爆発を起こして艦体が真っ二つに割れ、その後沈没しました。