金剛型戦艦姉妹の3番艦。主力艦としては初めて民間造船所に建造発注された艦で、国産の四一式36センチ砲を搭載した最初の艦船。艦これでも入手が比較的容易な唯一の高速戦艦・金剛型の1隻として艦隊戦力を支えます。
ステータス
ステータス(初期値/最大値) | |||
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耐久 | 63 | 火力 | 63 / 89 |
装甲 | 52 / 69 | 雷装 | 0 |
回避 | 30 / 59 | 対空 | 24 / 69 |
搭載 | 9 | 対潜 | 0 |
速力 | 高速 | 索敵 | 13 / 39 |
射程 | 長 | 運 | 15 / 69 |
最大消費量 | |||
燃料 | 80 | 弾薬 | 110 |
搭載 | 装備 | ||
3 | 35.6cm連装砲 | ||
3 | 15.2cm単装砲 | ||
3 | 7.7mm機銃 | ||
装備不可 | |||
改造レベル | |||
榛名 → 榛名改(Lv25) → 榛名改二(Lv80) | |||
図鑑説明 | |||
高速の巡洋戦艦、榛名です。 国産の四一式36センチ砲を装備しました。 呉鎮守府の江田島で最後まで空を睨んで奮戦したわ。 高速戦艦四姉妹で最期まで、戦い抜いた榛名のこと、覚えていてね。 |
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絵師 | コニシ | CV | 東山奈央 |
艦これにおいて
やや灰色がかったロングヘアーに金剛同様の修験装束が特徴。スカートは他の姉妹は全て地味めな色なのに対して榛名は赤と目立つ色となっており、前述の修験装束とあわせて紅白カラーとなっています。
性格は一言で言うと「良い子」。明るく真面目で礼儀正しくそのうえ謙虚、さらに戦闘となると提督のために全力で勝利を目指す甲斐甲斐しさも併せ持っています。出会った瞬間からあまりにも良い子すぎるため、二次では逆に怖いととられヤンデレ扱いされることも。
改造前と「改」の段階では他の金剛型戦艦と同様特筆するような違いはないものの、改二改装では改造レベルが他の姉妹よりも 5 高い 80 となっており、運と対空のステータスの高さや持ってくる装備に大きな違いがあります。
入手方法
ドロップ
ドロップ海域は以下の通り。
- 2-1ボス、2-3ボス、2-4ボス、2-5ボス
- 3-1、3-2、3-3、3-4、3-5ボス
- 4-1、4-2、4-3、4-4
- 5-1、5-2、5-3、5-4
姉妹艦同様ドロップ海域は多く、2-4 の1マス目や 3-2 の1マス目で入手可能と根気強ささえあれば入手は十分に可能です。
建造レシピ
戦艦レシピで 3~4% 程度の確率で建造可能です。第4艦隊を開放するためには金剛型戦艦4隻を揃えることが必須のため、優先して狙いたいところです。
史実
1911年4月、「第二号装甲巡洋艦」として民間の神戸川崎造船所に発注されました。同じく民間の三菱合資会社長崎造船所に発注された「第三号装甲巡洋艦(霧島)」と工程の進捗状況がほぼ同じであったため両者は厳しい競争意識を持って建造にあたります。
榛名は1912年(明治45年)に起工、1913年に進水します。しかし翌年の1914年、機関の繋留試運転の直前に故障が見つかったことから予定が6日遅れることになり、試運転が予定されていた日の朝、機関建造の最高責任者であった篠田恒太郎が責任を感じて自刃。
これを受けた海軍は榛名・霧島の造船会社両者に配慮し、1915年、榛名は霧島と同時に竣工し海軍横須賀鎮守府に引き渡されました。
第二次世界大戦では第一航空艦隊(南雲機動部隊)とともにインド洋作戦、ミッドウェー海戦に参加。その後のマリアナ沖海戦でアメリカ軍機動部隊艦載機の攻撃により後甲板に直撃弾を受け、以降修理後も全速力を出すと艦尾が振動するという後遺症を負います。
その後レイテ沖海戦で金剛が撃沈されたことで金剛型最後の1隻となるもなんとか生き延びて帰投。しかし敗戦が続いたことによる燃料不足から、榛名は修理を受けた呉の軍港に停泊し、以降出撃することなく浮き砲台として使用されます。
1945年7月、呉軍港空襲では伊勢、日向、天城などとともに対空砲火による抵抗を行ったものの20発以上の命中弾を受けて大破、しかし底が浅かったことから沈没することはなく着底し、そのまま終戦を迎えました。
終戦後の1946年5月、浮揚解体作業に着手し同年7月4日に解体が完了されました。