翔鶴は翔鶴型航空母艦の1番艦。二番艦の瑞鶴とともに第一航空艦隊(通称・南雲機動部隊)の一部隊である第五航空戦隊を編成し多くの主要作戦に参加。主力空母4隻が沈んだミッドウェー海戦後も、翔鶴最後の戦いとなったマリアナ沖海戦まで日本の航空部隊を支え続けました。
ステータス
ステータス(初期値/最大値) | |||
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耐久 | 62 | 火力 | 0 / 39 |
装甲 | 33 / 49 | 雷装 | 0 |
回避 | 36 / 59 | 対空 | 29 / 69 |
搭載 | 75 | 対潜 | 0 |
速力 | 高速 | 索敵 | 44 / 69 |
射程 | 短 | 運 | 10 / 49 |
最大消費量 | |||
燃料 | 55 | 弾薬 | 55 |
搭載 | 装備 | ||
21 | 零式艦戦21型 | ||
21 | 九九式艦爆 | ||
21 | 九七式艦攻 | ||
12 | 未装備 | ||
改造レベル | |||
翔鶴 → 翔鶴改(Lv30) → 翔鶴改二(Lv80+試製甲板カタパルト+改装設計図) ⇔ 翔鶴改二甲(Lv88) | |||
図鑑説明 | |||
翔鶴型航空母艦1番艦の翔鶴です。 海軍軍縮条約失効後に設計建造された、本格的な大型正規空母として就役しました。 妹の瑞鶴と共に第五航空戦隊を編成します。 あの惨劇の後は、先輩方の後を継いで戦線を支えました。 |
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絵師 | コニシ | CV | 野水伊織 |
艦これにおいて
お淑やかで品のあるいかにも姉らしい姉といったキャラクター。
ゲームでは悪意の欠片も感じさせない清廉なキャラクターですが、MVP時のセリフで「自分が随伴艦だろうと他の艦を随伴艦扱いする」ことがネタにされたためか、アニメでは満面の笑みで加賀を随伴艦扱いする露骨な嫌味(というか悪口)を口にしたことも。
ステータスは二番艦の瑞鶴とほぼ横並びなものの回避と運はやや下回っており、「改」、「改二」への改造可能レベルは若干高め。「改二甲」への改造可能レベルは翔鶴の方が2低くなっています。
改造前、「改」までは平均的なスロット搭載数と低燃費が特徴の艦娘でしたが、2015年9月のアップデートで搭載数と火力を増した「改二」、装甲空母となってスロット数に偏りのできた「改二甲」が実装されました。
入手方法
ドロップでの入手はかなり後半海域から。建造でも入手可能ですが空母の建造自体貴重なボーキサイトを大量に必要とするため序盤で手に入れるのはあまり現実的ではありません。
しかし「改」までの低燃費は序盤中盤でこそ心強い性能のため、もし早い段階で入手できれば心強い味方となってくれることでしょう。
無論、どこまで行っても低燃費は強力な性能ですし、「改二」以降が実装された今となっては火力や耐久面での活躍も期待できます。
ドロップ
ドロップ海域は以下の通り。
- 4-4ボス
- 5-1ボス
- 5-4ボス
4-4 や 5-1 はドロップ狙いの周回向けのマップとは言い難いため、入手が現実的なのは 5-4 から(というか現状ここだけ)となっています。
逆に 5-4 は周回しやすく、レアドロップも豊富で戦果・経験値稼ぎにも向いているため、ここまでたどり着けさえすれば入手はそれほど難しくありません。もっともそれなりのレア艦のためドロップ率は決して高くはありませんが。
建造レシピ
通常建造での建造確率は 1 ~ 2% 程度となっており、ボーキサイトの貴重さを考えれば建造で狙うのはあまり利口ではなさそうです。やはり 5-4 周回で狙うのが良いでしょう。
大型建造では 6 ~ 8% 程度とかなり高い確率で建造可能です。大鳳やあきつ丸を狙う際はどのみち大型建造することになるため、持っていない場合は当たり枠が一つ増えたと思えばよいでしょう。
史実
蒼龍・飛龍の設計、運用経験を元に建造された大型正規空母・翔鶴型航空母艦の一番艦。マル3計画にて戦艦大和・武蔵とともに建造され、1937年(昭和12年)に起工、1939年に進水、太平洋戦争開戦の年となる1941年の8月に竣工しました。
艦これでは一航戦の加賀に見下される描写もありますが、翔鶴・瑞鶴の完成が開戦ギリギリだったこともあって五航戦には実戦経験のない新参パイロットたちが配備されたためで、空母としての性能や完成度は当初から空母として設計され、当時最新鋭だった翔鶴型が圧倒しています。
機関は日本海軍最大の大和型戦艦をも上回る16万馬力という定格出力を誇り、日本海軍の艦船で航行時の造波抵抗を打ち消すための球状艦首(バルバス・バウ)を採用したのも翔鶴型が最初です。
太平洋戦争でも真珠湾攻撃、セイロン沖海戦、珊瑚海海戦、第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦、ろ号作戦等など数々の主要作戦に参加。主要空母4隻が沈んだミッドウェー海戦には先の珊瑚海海戦で受けた損傷の修理のため出撃していません。
その後大鳳が完成するまで瑞鶴とともに日本海軍に残されたただ2隻の大型空母として日本の航空部隊を支え続けたものの、マリアナ沖海戦にて航空機の発進中にアメリカのガトー級潜水艦・カヴァラが発射した魚雷によってその短い艦歴に幕を閉じました。