Graf Zeppelin (グラーフ・ツェッペリン)

Graf Zeppelin (グラーフ・ツェッペリン)

2015年秋イベント「突入!海上輸送作戦」でドロップ艦として実装された、ドイツ海軍が建造を試みた唯一の空母・Graf Zeppelin級航空母艦の一番艦。9割型完成していたものの未完成のまま建造は中止、ついに完成することはなくソ連軍に接収されるのを恐れて自沈しました。

ステータス

ステータス(初期値/最大値)
耐久 70 火力 10 / 40
装甲 29 / 57 雷装 0
回避 29 / 対空 40 / 70
搭載 43 対潜 0
速力 高速 索敵 40 /
射程 4 / —
最大消費量
燃料 55 弾薬 65
搭載 装備
20 Bf109T改
13 10.5cm連装砲
10 未装備
装備不可
改造レベル
Graf Zeppelin → Graf Zeppelin改(Lv50)
図鑑説明
Graf Zeppelin級航空母艦一番艦、Graf Zeppelinだ。
立体的な通商破壊戦を展開できる重武装の本格空母だ。
建造には日本の空母「赤城」の技術も参考にしたらしい。日本の艦隊…か……楽しみだな。
絵師 島田フミカネ CV 未発表

艦これにおいて

味方空母初の夜戦攻撃可能な空母。ステータス面は優秀なものの改造後の搭載機数は正規空母中最低となっており、射程も空母としては珍しく「中」、スロットの偏りも激しいため他の空母とは異なった運用が必要となりそうです。

夜戦攻撃可能といっても夜戦火力は「火力+雷装」となるため昼戦同様の活躍は期待できません。夜戦攻撃が砲撃演出なのは対艦用に搭載していた15cm連装砲で攻撃している体だと思われます。

持参してくる「Bf109T改」は対空値こそ紫電改二に劣る+8なものの、回避+4は「零式艦戦53型(岩本隊)」と並んで艦戦トップタイとなっており、完全な下位種というわけではありません。また、改造後の持参装備はなかなか豪華となっています。

入手方法

現状入手手段がイベント海域でのボスマスS勝利のみとなっており、今後の入手手段は不明です。

ドロップ

ドロップ海域は以下の通り。

  • 2015秋イベント E-4 西方戦線!機動部隊派遣 ボスS勝利

建造レシピ

現在建造による入手は不可能です。今後実装されるとしても大型建造の枠に入る可能性が高そうです。

史実

ドイツが再軍備を進めるにあたり戦艦、Uボート(潜水艦)と同時期に建造がスタートしたものの、当時ドイツには空母の建造経験がなかったため計画に時間がかかり、起工は1936年(昭和11年)となりました。

設計に際しては英空母「フューリアス」、および同盟国である日本の空母「赤城」が参考にされています。

しかしながら当時の赤城は三段甲板からの近代化改修がなされる前であり、もともと巡洋戦艦から改造された空母である赤城が一から空母を設計するのにどれほど参考になったかは甚だ疑問ではあります。(ちなみにグラーフ・ツェッペリンは多段式空母ではありません)

1938年に進水したものの、1940年代半ばになるとドイツ軍はノルウェーからスペイン国境までの長大な海岸線を敵の上陸戦から守る必要に迫られ沿岸要塞の建造を優先した結果、本艦の艤装工事は中断。

1942年に工事が再開されたものの、燃料タンクの増設とバルジ装着などに手間取り翌年に工事は完全に中止。ほとんど完成していた本艦はバルト海沿岸のシュテティンに避難していたもののソ連軍に接収されるのを恐れ、1945年4月に自沈しました。

戦後ソ連海軍に接収されて引き上げられドイツの造船所で修理されたものの、ソ連軍の演習の標的艦とされ再び深海へと沈んでいきました。

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